The whereabouts of a life Vol.02

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命の行方

2月の初めに猟師さんに引率され、鹿狩りのため山に入って来ました。
理由は
コチラを読んでいただくとして、正直オレが甘かったね。
ナイフ握りしめて山に入れば、鹿が狩れるだろうって簡単に考えすぎていた。
自分の決意とは裏腹に現実は甘くなかったです。

まぁ1歩を踏み出さなければ何事も始まらないので、足を前に出し始めた訳であります。
猟師さんに罠についての簡単なレクチャーを受け
山の獣道を歩き、山の状態を見させてもらいました。

そして山を下りて、合鴨の屠殺へ向かいました。
里の畑に居る合鴨を追いかけて捕まえて屠殺に入った訳ですが
窒息死させ、毛をむしり、首足を落とし、腹を裂き内蔵を取り出し、肉を解体
この行程に3〜4時間かかり、そのあとに料理して行く訳です。

合鴨に感情が有るか無いか・・・
胸を押して窒息死させるのですが、押し始め直ぐにぐったりとし
簡単だなと思った時に合鴨がビックリした眼をして起き上がろうとした
逃げようとした訳でなく、ただただ驚いている感じで逝きました。

上手く書けないですが、その驚いてしまった眼を見て色々な事を考えてしまった。

街に住んで衣食住、全てをコンビニエンスに手に入れられる状況
焼き鳥屋に入って5分待てば合鴨が食べれる暮らし
少し感覚が狂ったかな?

オレもそんな街の恩恵を受けて生きているけど、なんか難しいね。

命の行方を探すため
ライフワークとして狩猟を続けて生きたいと思います。

そして、自身で狩った鹿の命を借り
良いモノ造りが出来たら、何かがもっと見える気がしました。

とにかく、狩猟免許取得したり勉強する事が山積みであります!

次はお問合せの多いCMG BOOTSの手入れ方法に付いて書きますので宜しくです。

さぁ本日も工場長は作業に戻ります!!
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